しりとりで自由な発想をしてみよう

この写真の
∞プチプチって、知っていますか?
2007年に発売されて、大ヒットになった
おもちゃです。
おもちゃといっても、子供にではなく
大人のストレス解消グッズとして人気になりました。
この名づけ親が
「アイデアが枯れない頭のつくり方」の著者の
高橋晋平さん。
高橋さんは、TEDxTokyo 2013に登壇しました。
その時の内容をアウトプットします。
発想は自由なもの
高橋さんの話の内容を簡単にまとめると、
アイディアを出すときは
データに頼るのではなく、自由な発想で考える
このことに尽きると思います。
高橋さんの発想法はしりとり。
しりとりで、連続して出てきた言葉を
アイディアを出さなくてはいけないものに
くっつけていきます。
ねこ コーラ ライブ ブラシなどなど
連続して出てきた言葉に
むりやり結びつけてアイディアを出していく。
ねこのおもちゃってなんだろう?
コーラのおもちゃってなんだろう?
こんな自由な発想法で、∞シリーズが生まれました。
∞枝豆なんていうのもあるんですよ(笑)
でもね
すっごくくだらないネーミングだと思っちゃいけまっせん。
高橋さんは、メンサ(MENSA)会員。
あの、IQが高くないと入れない組織の会員なのです。
そんな頭のいい人が、一見くだらないような
アイディアを出してしまうのですから凄いです。
この発想をするまでは、市場のデータから
アイディアを考えていたそうです。
しかし、データに縛られれば、縛られるほど
アイディアは浮かばなかったそうです。
制限されると思考が死んでしまう
わたしの経験からも、がんじがらめに条件をつけられると
いい考えが浮かばないことは痛いほどわかっています。
制限されると思考が死んでしまうのです。
一時期、社長命令で責任のあるプロジェクトを
任されていたことがあります。
私は1日4時間勤務のパートだったんですけどね(笑)
そんなわけで、張り切ってやっていたんですよ。
でも、私が
「こういう企画はどうですか?」
と社長に話すと、ほぼ100%の確率でダメだしされます。
任せてくれているはずなのに、私の意見は通らない。
私自身のスキルが未熟なのはわかるけど
何を言っても否定されるので、私の頭の中は
自由な発想ができなくなってしまいました。
常に社長に気を使い、私の思考は死んでしまいました。
結局、私は苦しくなって
その仕事から外してもらうことにしました。
それから、ほかの仕事を任されました。
その仕事は、社長自身があまり力を入れていなかったので
私は好き勝手にやることができました。
自由に考えることが許されました。
すると取引先の社長さんから、高評価を受けたという
経験を思い出しました。
狙いすぎてもいけない
自由な発想をしているからと言って
狙いすぎもいけないと高橋さんは言っています。
「狙うところがわかっていても
目をつぶってダーツを投げるように
自由にアイディアを考えるんです。」
狙いを定めたいという気持ちは、どうしても出てきます。
欲が出てくるんですよね。
一山あててやろうみたいな(笑)
よ~く考えてみると
ねらってやろうと思った時点で自由が奪われています(^_^;)
ここは肝に銘じないとね。
ランダムな言葉で遊んでしまえ
高橋さんは、しりとりにこだわらず
辞書をぱらぱらとめくったり
適当な2文字を検索したり
ランダムに言葉を集めることをすすめています。
制限をかけずに、自由に言葉も選び
自由発想で考えるから、いいアイディアが浮かぶ。
いつも自由でいたいと思います。