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ベネッセと共存について考える

 
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レイカ

今日、ベネッセから「お詫びの品について」という
手紙が届きました。

しかし手紙の内容が、腑に落ちない。
そのことは詳しく日記にかいてあります。。

ベネッセ子供基金って何?

 

今回は、個人情報漏洩事件を思い出しながら、
ベネッセと共存について考えます

私が最初に「共存」で思い浮かんだのは
「ベネッセ」と情報を実際管理していた「シンフォーム」

シンフォームはベネッセのグループ会社です。

ベネッセが顧客情報をグループ会社に管理させていたのには
危機管理のなさを感じるし、間違いだったと思う反面
両社は共存関係である以上仕方なかったのかと。

 

 

ここからは、推測ですが・・・

ベネッセはグループ会社のシンフォームに顧客管理の仕事を
提供し、共存していた。

シンフォームに主だった仕事がなければ、ベネッセから仕事を
提供しないとグループ会社の事業としてなりたたない。

 

グループ会社とはいえ、ベネッセという大企業の顧客情報を扱っている
というのはかなり信用度が増し、次の仕事にもつながります。

グループ会社の業績がよくなれば、ベネッセの評価も高まり
よりよい共存関係を築くことができます。

グループ会社を作ること自体
天下り、税金対策、リストラ対策という目的があり
その時点でもすでに共存しているわけです。


私の中では「共存」=「信頼」
なので
ベネッセとシンフォームの間には信頼関係が
成り立っていたと思います。

しかし、ベネッセの顧客情報は
シンフォームから、さらに別の会社に委託されていました。

その結果、委託会社の社員に、洩らされてしまったと。

 

シンフォームがベネッセの顧客情報を
委託会社に管理させた時点で、共存(信頼)関係がくずれた
とも考えられます。

とはいえ、ベネッセは委託会社に顧客情報が
管理されていたことを知らなかった?
とは思えません。

顧客情報を委託会社に管理させていることも
承知の上での共存関係、だったのではないでしょうか?

 

 

ここで、また別の共存関係も存在します。

シンフォームと委託会社
ベネッセと顧客

 

シンフォームと委託会社の共存関係は
社員の漏えいで破たんします。

でも、ベネッセとシンフォームの共存関係は
どうでしょうか?

 

表面的には、ベネッセのメンツを保つために
シンフォームが悪者になるのかもしれませんが
共存関係は崩れない。

シンフォームとの共存関係がなくなると、
ベネッセは、最初にグループ会社を作った時の利点を
失う事になります。

 

なので
共存関係は崩れないのではなく、崩せない。

そう考えると、共存は信頼だけでなく
依存やしがらみなどの要素も含まれるのではないでしょか?


私の中では、信頼なのですが・・・

 

 

あと、ベネッセと顧客の間の共存も
信頼という面では崩れてしまいました。

しかし、顧客にとってベネッセの情報は有益で
こういうことが起きても、顧客はしがみついていたい。

そんな依存があるのも事実です。

 

やはり「共存」とは
信頼、依存、しがらみなどが入り混じった
ものなのかもしれません。

 

また、「共存」関係はいろいろなところで
成り立っています。

今回の話の中でも
顧客⇔ベネッセ⇔シンフォーム⇔委託会社
(⇔共存)

と、それぞれが共存関係を持っている。

理想は、これらすべてが信頼関係で結ばれている
のがいいんだと思います。

 

直線上で書きましたが、理想はこれが円になって
顧客と委託会社も共存で繋がれるのがいい。

今回の場合は、委託会社は顧客の情報を扱っていたのだから
繋がらなくてはならない。

 

さらには
顧客にもほかの共存があり、委託会社にもほかの共存がある。

それらすべてが
信頼という共存で結ばれたら楽しくて、幸せなんだと思います

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