風邪薬の市販薬!副作用は心配ないの?

こんにちは、きょんです。
最近の異常な寒さは、なんなんでしょうね(^_^;)
雪が沢山振っている地区の方は、お気をつけてくださいね。
先日は関東でも雪が降って、ビックリしましたから・・・
急に寒くなってきたので、風邪やインフルエンザも大流行。
なので、少し風邪気味の時って、病院にいくかどうか
迷ってしまいます。
喉が痛かったり、鼻水が出たり
咳が止まらなかった時、どうしていますか?
わたしは、あまり病院に行きたくないので
市販薬でなんとかしたいと思います。
でも、薬によっては眠くなったりするので
副作用も気になります。
風邪の市販薬での副作用では
- 喉がかわく
- 身体がかゆくなる
- 動悸やめまい
- 下痢
などの症状があらわれることも。
このような副作用がでたら
医師や薬剤師に相談しないといけませんよ。
自己判断で、失明したり死にいたったり
というケースも過去にありました。
ですから、薬の副作用で違和感を感じたら
必ずお医者さんにいきましょう。
しかし
薬にどのような副作用があるのか把握して
正しい薬の飲みかたをしていけば
副作用のリスクはかなり抑えられます。
目次
風邪薬にはどんな副作用があるのか?
では風邪薬には、どのような副作用があるのか
調べてみました。
薬剤名 | 成分 | 副作用 |
---|---|---|
総合感冒薬 | PL顆粒、ペレックス顆粒 | 眠気、喉の渇き |
鎮咳去痰剤 | リン酸ジヒドロコデイン | 便秘、嘔吐 |
解熱鎮痛剤 | サリチル酸系 | ピリン疹、アレルギー反応 |
☆総合感冒薬
PL顆粒、ペレックス顆粒
解熱薬や抗ヒスタミン薬などが配合されている
鼻水、鼻づまり、ノドの痛み、熱など
風邪のほとんどの症状を緩和してれる薬です。
テレビコマーシャルでやっているような
有名な風邪薬はこのタイプが多いです。
お医者さんからも、よくいただく薬です。
先ほど、うちの娘ももらってきたばかり。
風邪の症状すべてに働きかけてくれるので
とても重宝するのですが、人によっては
眠くなることがあるので、注意が必要です。
車の運転など危険作業をする時は、控えたいです。
☆咳止め薬
鎮咳去痰剤(ちんがいきょたんざい)
リン酸ジヒドロコデインが配合されていて
咳を鎮め痰のからみを緩和してくれます。
錠剤、カプセル、粉剤、顆粒、液剤、ドロップ
など、幅広い種類の咳止めに配合されています。
子供用の液剤やドロップにも入っていますよ。
副作用としては便秘や嘔吐などがあります。
私の体験では、娘が3歳くらいの頃
便秘になったことがありますが、その後は
とくに副作用は感じたことがありません。
どちらかというと、副作用は出にくいのでは
ないかと思います。
☆解熱鎮痛剤
サリチル酸系(アスピリン・エテンザミドなど)
解熱作用が強く、胃への負担が大きいです。
お医者さんが処方してくれる場合は
胃腸薬と一緒に出してくれます。
ピリン系(アンチピリン・スルピリンなど)の
場合は、まれに「ピリン疹」という湿疹が
出る方やアレルギー反応が出る方がいます。
アレルギー体質のかたは、必ず薬剤師さんに
相談してから、購入することをおすすめします。
もしくは、医師の判断を仰ぎましょう。
抗ヒスタミン薬には気をつけて
市販の風邪薬の中で、一番心配なのは
抗ヒスタミン薬です。
先ほど、総合感冒薬のところでお話ししたように
眠気が出やすいですし、喉が渇く場合もあります。
眠気は仕事に支障をきたすし、車の運転なども
控えないといけないので、とてもやっかいです。
総合感冒薬や、くしゃみなどの症状を抑える薬の中には
必ず入っています。
ですので、眠気が気になる人場合は
総合感冒薬ではなく、一番苦しい症状が
緩和される薬を選ぶのがいいかもしれません。
例えば、喉の痛みや咳などの症状が強い時は
喉の痛みどめや咳止めを主に緩和してくれる薬
というように。
また、前立腺肥大症、一部の緑内障の方は
症状を悪化させる恐れがあるため、
飲まないようにしましょう。
薬の組み合わせにも気をつけましょう
薬の組み合わせによっても
副作用を起こすことがあります。
2種類以上の薬を飲むことで、
相互作用がおこることがあるからです。
薬の効き目が強くなりすぎたり
薬の効き目が弱くなることが起こります。
他の病院で処方された薬を飲む場合や
市販薬、健康食品、サプリを飲んでいて
風邪薬を併用する場合は必ず、医師や薬剤師に
相談してくださいね。
正しい薬の飲みかたで、副作用を防ぐ
意外と知らないのが、正しい薬の飲みかた。
市販薬の場合は、必ず説明書読んでから服用
しましょう。
思い込みや自己流での薬の飲みかたで
副作用を引き起こすことも。
では、薬の正しい飲みかたを確認してみましょう。
☆正しい薬の飲みかた☆
飲むタイミングを守る
食前、食間、食後
「食前」とは食事の30分前から60分前に薬を飲む
「食間」とは、食後約2時間ぐらいが目安
「食後」とは、食事の後、約30分以内に薬を飲む
薬はコップ1杯の水で飲む
薬液などは説明書のとおり
アルコール類やお茶、ジュースで飲むと
飲み物に含まれる成分との相互作用で
薬の効果が変わることや、副作用をおこす
ことがあります。
薬の量と薬を飲む期間は説明書のとおりにする
薬の飲み合わせ
一緒に飲んではいけない薬や
食べ合わせに注意しましょう。
先ほどもお話したように
複数の薬を組み合わせて飲む場合は
医師や薬剤師に相談しましょう。
よくないと言われる食べ合わせ
薬と食べ物のよくない組み合わせは
このようになっています。
薬剤名 | よくない食べ物 |
---|---|
降圧剤 | グレープフルーツジュース |
総合感冒薬 | コーヒー、コーラ |
睡眠薬 | アルコール |
抗菌薬、抗生物質 | 牛乳、ヨーグルト |
胃薬 | 炭酸飲料 |
降圧剤とグレープフルーツの組み合わせが
よくないというのは、聞いたことあがありますが
他の組み合わせは、意外です。
抗生物質を飲むときは、熱があったりして
口当たりのさっぱりしたヨーグルトなど
食べたくなります。
胃がムカムカする時に、炭酸飲料でスカッと
したいなんて思うこともありますから。
また、栄養ドリンクと風邪薬を一緒に飲むと
カフェインの効果が強すぎて
頭痛を招いてしまう可能性もあるそうです。
こういう小さなことが、薬の副作用を招いている
のかもしれないので、薬の飲み方にも注意しましょう!
市販の風邪薬を選ぶときのポイント
では、市販の風邪薬を選ぶときは
どうすればよいでしょうか?
一番よいのは、薬剤師に相談すること。
薬の専門家に聞いてみることです。
私は、いつも薬剤師さんに相談してから
購入することが多いです。
自分で選ぶ場合は
箱の裏に書いてある能書きを見て
判断するのがいいです。
箱の裏に書いてある効果効能は、
効能の順番に書いてあります。
その薬がどの症状に対して
最も力を発揮するのかが分かります。
『せき、たん、発熱、鼻水、くしゃみ』
と書いてあれば、その薬は風邪の症状の中で
『せき』に対して効果が高いわけです。
また、説明書を詳しく読めば、
どの症状に効く成分がどれなのか
その薬には何の成分が多く含まれるのか
という事が明記されています。
私が、薬剤師さんに聞いたときも
必ず箱の裏書を見て、効能の順番を
確認していました。
医者は風邪薬を飲まないという噂が・・
最近では、医者は風邪薬を飲まないという
うわさが流れています。
どこまで本当なのかわかりませんが
うわさの内容をかいつまんで書いておきますね。
風邪の市販薬というのは
風邪の症状を緩和するための薬であって、
治す為の薬ではない。
抗生物質や鎮痛剤を飲めば、免疫を抑えてしまい
余計風邪が長引いてしまうのを知っているから。
わたしは、この話を聞いて
あまり根拠がないように感じています。
私なら、つらい症状の時は薬を飲みますし
ひどい症状なら、医者に行きます。
まとめ
風邪の市販薬の副作用については
自分の風邪の症状をきちんと把握して
自分にあう薬を選ぶ。
その薬の成分は何かを知り
どのような副作用があるのかを踏まえて
正しい方法で薬を飲む。
食べあわせにも注意すれば
副作用のリスクはかなり減らせるはずです。
あとは、自然治癒力にまかせることも
大切かと思います。
自然治癒力というのは
人間が本来持っている身体を自己回復
させる能力。
- 睡眠や休養を十分にとる
- 身体を温める
- 栄養を摂る
という方法も大切だと思います。