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40年のベテランですら予測できない

2017/08/11
 
この記事を書いている人 - WRITER -
レイカ

9月の頭に稲刈りが終わりました。

今年はしばらくぶりの豊作
家族でとても喜びました。

豊作かどうかは稲を刈ってみないと分かりません
正確に言うと、稲を刈って籾摺りをしてみて、玄米がどれだけとれるか
みてみないとわからないのです。

義父母は40年以上もお米を作っていますが、稲刈りが終わるまで
豊作かどうかはわからないといいます。

 

うちは田んぼが離れた場所に3カ所あるのですが
場所によっても豊作具合は違います。

また、同じ田んぼでも外側と内側では、お米が取れる量が違います
陽のあたる量など微妙な環境が違うからです。

私はここに嫁いで15年ぐらい経ちますが
農業って、すごく難しいと思っています。

 

40年以上も農業に携わっているベテランですら
稲刈りをしてみないとわからないわけですから。

だから、ビジネスとしても難しい

普通のビジネスであれば、40年もやっていれば
だいたいのことがわかるはずです。

 

そう思うと、ネットビジネスの方が簡単と言ったら
言い方が悪いかもしれませんが、農業に比べたらやりやすい気がします。

農業の場合は、人手がかかります
というよりも、体が資本になります

そして自然が相手なので、危機を回避することもできず
一筋縄ではいかないのです。

 

毎日毎日、作物の状態を見て水の量や肥料の量などを
調節しなければならない。

調整したりするのも、経験がものをいいます。

この経験は、受け継がれるものもありますが
自分の目で確かめて、身体で感じて経験を積んで
はじめて自分のものになります。

 

毎日毎日、作物の状態を見てまわり
その年ごとに気候の変化などによって作物がどんな状態になるのか
自分自身のデーターを積みたてていくのです。

それでも、最終的には作物が収穫できるまで豊作かどうか
わからないのです。

 

だからビジネスとしては、かなりリスクが大きいです。

 

そのあたりを大きなビジネスで捉えている人は、
ハウス栽培や室内栽培をしたり、遺伝子組み換えの種を使い
安定した作物を作り、リスク回避しています。

しかし安定した作物つくりでは、作物本来の味がしなかったりします。
また、遺伝子組み換えの食品の是非は論議を醸し出していますよね。

そのあたりをどうとらえるかは、難しいところです。

 

うちの義父母は、手間がかかり作物の収穫リスクがあっても
自然にまかせた作り方をしています。

もしかしたら、そいうやり方は時代遅れなのかもしれません。

 

うちの方では、後継者が居なくて年老いた人たちが農業を続けています。
若い人はこういう手間暇がかかることをやりたがりませんから。

 

でも、頑張っている人もいるんですよ。

近くに住んでいる若い夫婦が跡を継ぎ、農業を専業でやっています。
本当にえらいなぁ~って思います。

軽トラで子供を保育園に送り迎えをしている姿を見ると
ほほえましいし、応援してあげたくなります。

若いお父さんは茶髪で今どきの若者という出で立ちなのも
なんとなくいなせで、カッコよく見えます。

 

私もまだまだ新参者ですが、旦那のケツを叩いてなんとかお米作りを
続けていきたいと思っています。

うちの場合はお米だけの兼業農家なので、まだまだ農業を専属でやっている
方々の苦労はわからないのかもしれません。

 

でも、ネットを通じて農業の素晴らしさや、この若夫婦のように
頑張って農業をやっている人の姿を伝えていきたいです。

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